2009年10月27日

ファンダメンタルズ分析

ファンダメンタルズ分析とは、企業が発表する財務諸表を元に企業価値を判断することです。

財務諸表で、特に重要なのは「損益計算書」「貸借対照表」「キャッシュフロー計算書」です。
これらを簡単にまとめたものが3ヶ月ごとに「決算短信」として発表されます。
各企業の決算短信は会社のホームページか東証のホームページから簡単に手に入れることが出来ます。

次にファンダメンタルズ分析で使う指標について説明します。

・PER(株価収益率)=株価÷予想1株利益 (単位:倍)
    [予想1株利益=純利益÷発行済み株式数]
 
・PBR(株価純資産倍率)=株価÷1株あたり株主資本 (単位:倍)

・ROE(株主資本利益率)=純利益÷株主資本 (単位:%)

・自己資本比率=株主資本÷総資本 (単位:%)



【使い方と目安】

 PERは、現在の株価が何年分の利益に相当するかを示しています。
PER10倍の株を買うと10年で元が取れるということです。
ただし、利益は毎年一定ではありませんのでこの限りではありません。
主な使い方としては同業他社や自社の過去PERと比較するのに使います。
例えば、コンビニ業界でローソンがPER20倍、ファミリーマートがPER10倍だった場合、後者のほうが元の取れる年数が早いので割安ということになります。


 PBRは、現在の株価が純資産に対してどれくらいの価格になってるかを示しています。
基準は1倍で、これより低い倍率だとその会社の株を全部買って、会社の資産を売った方が儲かるということになります。
ただし、実際には全部の株を買うことは不可能ですし、経費などを計算するとこの限りではありません。
また、純資産の中身が換金性の低いものであれば割り引いて考えなければいけません。


 ROEは、株主資本に対してどれだけの利益を出せるかを示しています。
いわば経営者の能力を示しています。
外国人投資家が重視する指標でもあります。
これも同業他社や過去の自社ROEと比較します。


 自己資本比率は、総資本に対してどれだけ自己資本があるかを示しています。
総資本には借金も含まれており、簡単に説明すると借金(他人資本)と自己資本がどっちが多いかをあらわしています。
基準は50%で、それより高いと自己資本が多いということになり経営は健全です。
50%未満だと借金のほうが多いので利子の支払いなどで利益が減りますし、20%を切ると危険水準といわれており倒産の恐れがあります。



ここで説明した指標以外にもファンダメンタルズ分析に使うものがありますが、いずれにしても同業他社や過去の自社の数字と比較するのが基本と覚えておいてください。
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

この記事へのTrackBack URL
http://blog.seesaa.jp/tb/131310206